毛穴の汚れを、そのまま放置するとにゅるにゅるが増える?

きれいに洗顔したはずのお肌を触ってみて、毛穴に白いものがついているように感じたことがありませんか?

ニキビかもしれないと気になってちょっときゅっとしてみると、毛穴からその白いものが「にゅるにゅる」っと出てきますよね。

この白いにゅるにゅるは一体何なのでしょうか?

毛穴の疑問にお答えします。

毛穴から見えている白いにゅるにゅるは単なる洗い残した汚れなのでしょうか。

ここでは、この白いにゅるにゅるの正体と、放置したらどうなるのかをお話しします。

白いにゅるにゅるの正体は?

きれいになったはずの毛穴から出てくる、この白いにゅるにゅるは、一見脂っぽく見えます。

実際のところ、これって何でしょう。

実は、この白いにゅるにゅるは洗顔したことによってふやけた角栓なのです。角栓はお肌の古くなった角質や分泌された皮脂が溜まったもの。

お肌のターンオーバーが正常なら古くなった角質は、自然に剥がれ落ちるので洗顔できれいに落ちるはずなのです。

角栓の解説図

ところがお肌の代謝が悪くなるとターンオーバーも乱れてしまい、落ちきれなかった角質が毛穴に溜まってしまいます。そしてこれを放置することで毛穴の汚れになってしまいます。

またお肌の乾燥にも注意です。お肌が乾燥していると毛穴は「潤わなければ」と皮脂を分泌していきます。過剰に分泌された皮脂が洗顔で取りきれないまま毛穴が詰まってしまうこともあります。

このように毛穴には角質や皮脂が溜まりやすいのですが、溜まって間がない角質や皮脂は柔らかいので、ふやけたときに白く見えるのです。

白いにゅるにゅるは取れるの?とるべき?

この白いにゅるにゅるは取れるのでしょうか?

答えは「取れます。でも無理やり取るのはだめ」です。

本来、毛穴の汚れは基本的な洗顔で落とせるものなのです。それでもつい気になってしまって、ぎゅーっと毛穴を絞ってしまいがちですが、それはただお肌を傷つけてしまうだけ。ぎゅーとしたくなる気持ちは抑えてくださいね。

それより基本的な毎日の洗顔・クレンジングが正しくできているか、改めてチェックしてみてください。

使う洗顔料やクレンジング料の種類にもよりますが、基本の正しい手順は次のようになります。

1.まず手をきれいに洗う
顔を洗う前に、手をきれいにしてからクレンジングの準備をします。
2.クレンジング料を使って優しくクレンジングする
適量を守ってください。多すぎても少なすぎてもお肌に負担がかかります。
3.しっかりクレンジング料を落とす
こすらずに丁寧に落とします。ふき取るタイプの場合も摩擦をおこさないよう気をつけてクレンジングしてください。
4.洗顔料を使って洗顔する
これも適量を守ってください。少ないと汚れ落ちが不十分になりやすく、多すぎると次のすすぎに時間がかかり過ぎてしまいます。泡立てタイプならしっかり泡を作ります。泡で汚れを包み込むように優しく洗いましょう。
5.すすぎはしっかり、でもほどほどに
洗顔料がお肌に残ってしまうのはいけませんが、本来お肌が持っているはずの潤いまで流してしまわないよう気をつけて行います。洗った後は化粧水で潤いを補給し、乳液・クリームで保湿します。

基本のお手入れを正しく行った上で、白いにゅるにゅるがどうしても気になる場合は、オイルマッサージをしてみてください。お肌のマッサージに使えるオイルならどんなオイルでもいいですよ。よく使われるものとしてはオリーブオイルやスクワランオイル、ホホバオイルなどがありますね。ベビーオイルもおすすめです。

指でそっとなでるようにマッサージしながら毛穴の白いにゅるにゅるを浮かせていきます。力をこめたり毛穴をぐいぐい押したりしないようにくるくると円を描くようにマッサージしましょう。

綿棒を使ったマッサージの方法もあります。指の代わりに綿棒の先でくるくるしてください。こちらも決してこすり過ぎないよう気をつけながら優しくマッサージしていきます。

汚れが浮いてきたら湿らせたコットンで静かにふき取ってください。マッサージした後の保湿は忘れずに必ず行います。洗顔後と同様に、まずは化粧水で引き締め、その後潤いを閉じ込めるために乳液やクリームを使うとよいですよ。

放置すると、こんなことが!

「白いにゅるにゅるは自然に取れます」と言われて「じゃ、何もしなくてもいいの?」と思ったかもしれませんが、これが実は大間違いですよ。

先に説明したオイルを使ったマッサージは、時々行うスペシャルケアと考えてください。

洗顔でスッキリした後は

大事なのは、普段の基本的な洗顔とクレンジングです。この洗顔とクレンジングが正しくできていないと、毛穴には白いにゅるにゅるだけでなくメイク汚れも溜まってしまいます。

毛穴に角栓が詰まってしまうのはこうした汚れが皮脂と混ざって酸化してしまうことが原因です。しかも酸化した角栓は次第に黒くなって毛穴の黒ずみの元になってしまいます。

白いにゅるにゅるを放置すると毛穴の黒ずみになるなんて考えただけでも怖いですね。

ほかにどんなデメリットがあるの?

毛穴の黒ずみが残っているとお肌が炎症を起こしてニキビを作ってしまいます。ニキビができるとお肌全体も敏感肌に傾きがちです。

しかも皮脂で脂っぽいと思っていたら実はお肌は乾燥していたという複雑なインナードライ状態になってしまいます。

乾燥してくると毛穴は開いてしまい、さらに汚れを溜め込みやすくなるという悪循環に陥ります。お肌のトラブルが次々と連鎖的に起こるイメージですね。

そうならないためにも、「何か特別なケアをしたらいいのでは」と思うかもしれません。

でもスペシャルケアはあくまでも「特別」なものです。毎日のお手入れ時や毎回の洗顔・クレンジング時にするものではありません。オイルマッサージも毎日する必要はないんですよ。

スペシャルケアの後は、しっかり毛穴の引き締めと保湿を

ピーリングやスクラブ洗顔などのスペシャルケアは毛穴をきれいにするかもしれませんが、刺激が強くお肌も痛めやすいので頻繁に行うことはおすすめできません。

それに一旦毛穴パックなどで白いにゅるにゅるや角栓を除去してきれいになったとしても、そのままでは毛穴が広がったままです。開いた毛穴にはまた皮脂や汚れが溜まりやすくなり、取ったはずの白いにゅるにゅるも出てきてしまいます。

スペシャルケアをした後は、毛穴がぽっかり空いている状態。これで毛穴がきれいになったと安心せずに、いつも以上に毛穴の引き締めや保湿をしっかりしなければいけません。

こうしたスペシャルケアに時間をかけることよりも、毎日の洗顔・クレンジングや基本的なスキンケアの徹底を心がける方が大事です。

毎日のお手入れをおろそかにすれば毛穴の白いにゅるにゅるだけではなく、ニキビや黒ずみなど別の肌トラブルを引き起こす元となります。

無理やり白いにゅるにゅるを取ってはいけないけれど、「何もしない」はあり得ません。「何もしない」という放置ではなく、「毎日のスキンケアを大事にする」が正解なのです。

まとめ

どうしても気になってしまう白いにゅるにゅるですが、実は毎日のお手入れで十分に落とせます。

放置するのもよくありませんが、あまり神経質にならずに、いつもの基本のスキンケアをじっくり丁寧に行うことが大切です。

「早くきれいにしたいから」といきなりスペシャルケアに飛びつかないでください。無理やり取るのも厳禁ですよ。

お肌を痛めることなく毎日のお手入れを正しくすれば、時間がかかっても必ずよくなります。あきらめないでくださいね。

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