毛穴の引き締めの基本は、正しいクレンジングを理解すること

子供の頃は気にしなかったけれど、そういえばこの頃気になるお肌の毛穴。あんなにつるっとしていたきれいなお肌はどこに行ってしまったのでしょう。

10代の中ごろから20代にかけてはまだお肌は若くて元気いっぱい。でもその分皮脂トラブルに見舞われやすくてニキビや毛穴に悩みますね。

アラサーになると若さは保ちつつもエイジングケアにも目覚めるお年頃。毛穴ケアにもしっかり取り組みたいものです。

洗顔、クレンジングセットの写真

スキンケアの筆頭は何といっても洗顔。改めて「正しい洗顔とクレンジング方法」を見直してみませんか?

まだまだ若いお肌だからこそ日々のお手入れで十分ケアできます。そこで今回、基本中の基本である洗顔とクレンジングについて書いてみました。

クレンジングの重要性

そもそも、なぜ顔を洗うのでしょうか?

朝、起きてから顔を洗うのは、お肌に目覚めをはっきり意識させるためでもあります。

ですから特別な洗顔料を使って洗い流す必要もないくらいです。洗うなら冷たい水で十分。冷たすぎて躊躇するなら自分の体温くらいのぬるま湯がよいでしょう。洗う時も水分をふき取る時もゴシゴシこすらないようにするのがポイントの1つです。

洗面所で洗顔する女性の写真

夜、家に帰ってきたとき、もしくは入浴時に顔を洗う、その目的はメイクや汚れ落とし。朝の洗顔にクレンジングがプラスされます。一日ノーメイクだった日も外出した日もそうでなかった日でも「一日お疲れさま」の気持ちでお肌をいたわってあげましょう。朝よりも時間をかけて「ケアする」意識が大事です。

やりすぎないよう丁寧にクレンジングします。メイクや一日の汚れは落とせてもクレンジング後のお肌が痛んで、せっかくのお手入れが無駄になってしまわないように。

ではどのようにクレンジングしたらよいのでしょうか?

正しいクレンジングの方法

まず、クレンジングの種類をおさらいしましょう。大きく次の5種類に分けられます。

クレンジング剤の5つのタイプ

1.ローション(ウォーター)
さっぱりした使い心地が特徴です。コットンでふき取るタイプが多いです。水を使わない洗顔の代表です。
2.オイル
クレンジングとしては一番ポピュラー。さらっとしたものからトロリ系までいろいろなテクスチュアがあります。お風呂で手軽に使える洗い流しタイプがよいでしょう。
3.クリーム
オイルよりも油分は控えめ、でもしっかりメイクも落とせるこのタイプはローションタイプやオイルタイプより液だれしにくいのでしっかりお手入れしたいときにはぴったり。ふき取りも洗い流しもOK。さっぱり目のクリームでジェル状のものもあります。
4.ミルク
クリームタイプが重いと感じる時にはこちらのタイプがおすすめ。普段の乳液のイメージで使えます。こちらもふき取りまたは洗い流しできます。
5.シート
レスキュー時や旅行時の助っ人。普段使いももちろんできます。シートの素材にはこだわりましょう。ほかのクレンジングとの併用もいいですね。

4つの肌質別にクレンジング方法を解説

次に自分のお肌のタイプを確認しましょう。ざっくり4つのタイプに分けてみます。

1.ドライ肌タイプの場合

ドライ肌は皮脂分泌が少なめで乾燥しやすいです。乾燥すると毛穴は目立ってしまいます。しっかりと保湿を心がけましょう。

脱脂力の強い石鹸は使わないように。皮脂を取りすぎてかえって乾燥を招いてしまいます。

ミルク・オイル・クリームタイプのクレンジングがよいでしょう。気持ちよく使えるものをお好みでどうぞ。

朝の洗顔は水で洗うかローションでのふき取り洗顔がおすすめです。

夜のクレンジング後のケアにはしっかり保湿できるクリームを使いましょう。開いた毛穴を引き締めるつもりでお手入れしてあげるとよいです。

スペシャルケアでスクラブやマスクを使ってもよいですが、回数はほどほどに。毎回のクレンジング時にする必要はありません。

2.オイリー肌タイプの場合

オイリー肌は皮脂腺が活発なせいでべたつきがち。

全ての年代に見られる肌タイプですが、特に思春期から20代の若い人に多いタイプです。

30代の人でも日々のストレスやホルモンバランスの変化などで肌がオイリーに傾くことがあります。このタイプの人にはオイル・ジェルタイプのクレンジングが合います。

「え、オイリー肌なのにオイルなの?」と思ったことでしょう。はい、オイルはオイルで落としましょう。サラサラタイプのオイルや軽い感触のジェルも試してみてください。

べたつきをなくしたいと思ってさっぱりタイプを使いすぎると乾燥してしまいます。お肌は「乾燥した!」と思って毛穴から余計に皮脂を分泌しようとするので、また毛穴が詰まったり吹き出物ができてしまうのです。

せっかくきれいにしても元の木阿弥(もくあみ)。

オイリー肌の人もクレンジング後は保湿が欠かせません。クリームが苦手だったらミルクでもジェルでもいいです。少しの量で構わないのでべたつきを嫌がらずに保湿してください。

3.コンビネーション肌タイプの場合

コンビネーション肌はちょっぴり憂鬱。

例えると「鼻・顎・額まわり」がオイリー肌傾向、「頬周り」がドライ肌傾向、こんな感じですね。

皮脂と水分量のアンバランスなので部位によってケアを変えてみましょう。バランスを整えるようにするが大事です。オイル・クリームタイプのクレンジングが合います。

クレンジング後は、鼻回りなどのオイリーに傾いている部位はマッサージするとよいです。毛穴をいたわってあげましょう。力を入れすぎないように。頬などドライ寄りな部位は保湿中心のケアを行います。乾燥で毛穴が開きっぱなしにならないよう、引き締めるつもりで。

4.センシティブ肌タイプの場合

センシティブ肌は刺激の強いものを避けるようにします。クレンジングも洗顔も刺激を与えないように優しく行います。

クリームタイプのクレンジングが合います。少し手間はかかりますが、クレンジングオフは水で流すより柔らかいコットンかクロスでふき取るようにすると刺激が少ないです。

コットンやクロスを湿らせるものとしては普通の水でもいいですが、スパウォーターや低刺激のローションなども気持ちよく使えます。

ミルク・ジェルタイプのクレンジングも合います。洗い流す時は丁寧に優しく。

クレンジングする時の注意点

朝の洗顔が水もしくはぬるま湯でよいのと同じで、夜の洗顔・クレンジングも熱すぎるお湯で洗うことは避けましょう。

特に油分の多いオイルタイプやクリームタイプのクレンジングを使うとついつい熱めのお湯でさっぱりさせたくなるものですが、洗いすぎると必要な皮脂まで奪われてしまい余計に乾燥します。乾燥するとまた毛穴が目立ってしまいますよ。

しっかりすすぎは必要ですが「何が何でも100回すすぐ」などと考えないことです。回数に決まりはありません。きちんと汚れが取れてクレンジングが落ちていればよいのです。

顔を洗ってさっぱりした女性

ついやりがちな「クレンジングしながらマッサージ」はしてはいけません。マッサージするような気持ちでクレンジングすることはよいのですが、落としたメイク汚れが付いたままクレンジングを「なじませている」と汚れが肌に逆戻りしてしまうのです。

マッサージは専用のものを使うようにしましょう。クレンジングでパックすることも避けます。

毛穴ケアに取り入れやすい蒸しタオルケアは「毛穴を緩ませてリラックス」させ汚れを落ちやすくしますが、毎回やる必要はありません。

蒸しタオルケアの後はしっかり引き締めることが大事です。せっかくきれいになった毛穴が緩んだままでは開きっぱなしになってしまいますからね。

洗顔ブラシを使う方法もありますが、お肌の弱い人は注意が必要です。お肌に優しい柔らかな素材のブラシを選ぶのは基本ですが、刺激が強いと感じたら使用を中止しましょう。自分の手でお肌の状態を確認しながら洗うのが一番です。

毛穴ケアのピーリングにも要注意。お肌を痛めてしまうほど頻繁にピーリングしてはいけません。毛穴も傷ついてしまいます。スクラブも同様です。スペシャルケアはお肌の状態が安定しているときの「とっておき」に留めましょう。

まとめ

毎日なんとなくやっている「洗顔・クレンジング」はこんなに奥が深かったですね。

お肌の状態は毎日同じではありません。忙しい毎日の中で「今日は乾燥気味だな」とか「あれ、テカってる!」などいろいろ変わります。

お手入れもその都度変えてみましょう。しっかりお手入れしたり逆にシンプルにしたり。「今日はクリームを使ってゆっくり」の日もあれば「今日は疲れたからシートでお手軽に」という日もあっていいでしょう。

くれぐれもメイクを落とさずに寝落ちだけは避けてくださいね。そこだけはなんとしても頑張って!

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